子ども用テーブルは必要?購入するメリット・デメリット
こんにちは!元保育士、なっぺです🐣
使う期間が短いイメージがある子ども用のテーブル。
主に未就学児を対象に作られた小さな机のことで、キッズデスクやキッズテーブルなどといった呼び方もします。
「子どものために買ってあげたいけど、使う期間や置き場所を考えると…」と、悩んでいる人はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回は子ども用の机のメリット・デメリットについて考えてみました。
子ども用テーブル のメリット
その1:遊びの時間を分けるため
子どもの遊びは大きく分けると
「静の遊び」と「動の遊び」
の2種類に分かれています。
■ 静の遊び……お絵かきや絵本の読み聞かせなど、落ち着いた遊びのこと。
遊びに集中することにより、日常生活中のストレスや興奮を精神的に落ち着かせます。自らの頭を整理し、集中力を育む時間でもあります。
■ 動の遊び……ごっこ遊びや体を動かす遊びのこと。
子どもの体力を発散し、適度な疲れをもたらすと同時に、運動能力を伸ばしていくきっかけになります。
この2つを交互に遊ぶことで、子どもは精神的にも体力的にもバランスよく成長していくのです。
つまり、お家に自分専用のテーブルとイスがあることは、「静の遊び」をする場所を確保することになります。
こうしてメリハリをつけることで子ども自身が遊びを分けやすくなるのです。
また、幼児期から椅子に座る習慣を付けることで、机に向かうことが自然に習慣づき学習意欲の芽生えのきっかけにもなります。
好奇心と自発心を育み、心の成長をサポートする役割もあるのです。
またモンテッソーリ教育の中では、環境を整えるために、早くから本人専用の机や椅子を用意することが謳われています。
その2:小学校に入る前に背中や腰の筋肉をつけるため
近年年度始めには必ず話題に上がる「小1プロブレム」。ご存知でしょうか?
これは、小学校に入学したばかりの1年生が、
(1)集団行動がとれない
(2)授業中に座っていられない
(3)先生の話を聞かない
などと学校生活になじめない状態が続くことを指します。
家庭での座る訓練が十分でないことや、自分をコントロールする力が身についていないことなどが主な原因とされます。
しかし、この中でも「長時間座れない」理由には
・落ち着ける座り方がわからない
・じっと座っている体力が無い
・背中の筋力がない
など幼児期の経験不足が原因であることがほとんどなんです。
つまり、体をまっすぐに立てて座る腹筋や背筋、体の奥の支える筋力がうまく働いていないために体を支えられない状態なのです。
ソファなどのフカフカな椅子ではなく、自力で座る習慣をつけることはとても大事なのです。
子ども用テーブル のデメリット
大きくなってからの置き場所に困る
子ども用のイスは大人でも使えるタイプのものもありますが、テーブルは大体使うとしても小学校に入る前まで。
それ以降は学習机に移行してしまいます。
そのため行き場をなくしてしまう…といった心配をされる方が多いと思います。
しかし、最近ではこの子ども用テーブルでも成長に合わせてサイズを変えられたり、インテリアとして上手に活用したり、お子さんが大きくなってからも再利用している方が増えています。
モノを置く棚としてだけではなく、その低さを利用して玄関前のベンチなんかにもリメイクしている
なのでリメイクしやすいデザインや機能性を重視するのも大切ですね!
ただやっぱりリメイクも手間がかかるので、メルカリなどのフリマアプリで売ってしまうのも1つの手です。
いかがだったでしょうか。
子ども用のテーブルにも様々な機能性やデザイン性にこだわった商品が多く出ています。
ぜひこの機会に購入を検討して見てください!
『1歳から使える!お部屋にぴったりなおしゃれキッズテーブル6選』の記事はこちら→
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