たったこれだけで、 おもちゃのお片付け は習慣になる!

こんにちは!

子育てインストラクターのなっぺです🐣

 

毎日子育て奮闘中のお母さん、お父さん、

ついお子さまにイライラしてしまうことも多いですよね。

特に おもちゃのお片付け !

 

怒鳴ったら進んでやるようになるわけでもなく、取り上げたら懲りるわけでもなく…😢

 

「何言っても片付けるようにならない!」や、

「このまま自分で片付けられるようにならないとこの先が不安。」と思っている方も多いかと思います。

 

そこで今回は療育やモンテッソーリ教育の観点から考えた、子どものお片付けを援助する環境づくりや接し方をご紹介したいと思います!

ぜひ実践してみて下さい!

 

 

科学的根拠に基づいたカリキュラムが学べる『ギフト教育』

子どもがおもちゃを片付けないわけ

おもちゃのお片付け

大人から見ると、おもちゃで遊んだのに片付けない悪い子!

と映ってしまい、つい大声で怒鳴りたくなってしまいますが、

子どもによって『片付けること』に対する難易度が大きく変わっていきます。

 

例えば大人が考える、子どもが片付けない理由は、

・片付けるのがめんどくさい

・他にやりたいことがある

・まだ遊んでいたい

とかですよね!

 

でもそれだけではないかもしれません。

 

 

たとえば発達障害のひとつ、ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもだと上記の他に、

・片付け方が分からない

・綺麗な部屋がイメージできない

・要るものと要らないものがわからない

・集中力が続かない

 

といった片付けに対する難しさを抱えている場合もあります。

 

ADHDは脳の障害で「不注意」「多動性」「衝動性」が特徴のですが、これら3つのうちのどれか一つしか症状が出ないこともあるため、見た目や会話しただけでは分からないケースが多いです。

自分でも気が付きにくいため、大人になってから「もしかして今まで感じていた難しさやってこれのせいだったのかも」と感じる方もいらっしゃいます。

 

 

つまり大人にとってのとても簡単なことが、子どもにとっては難題である可能性もあります。

だからこそ、怒る・脅すといった手段以外の方法で片付けが出来る環境を作ってあげることが大切です。

 

そして、これはADHDなどの障害を持った子どもたちだけではなく、お片付けに対して何らかの難しさを感じている子どもたち全員に言えることです。

 

 

 

 

片付けが出来る環境って?

おもちゃのお片付け

先ほどもお伝えしたように子どもにとって分かりやすい環境、つまり分かりやすい子ども部屋を作ることが大切になります。

 

子どもの主体性を大切にするモンテッソーリ教育では、

「子どもに問題がありそうに見えるとき、本当に問題があるのは子ども自身ではなく環境(物理的・人的)である」

と言われるくらい、環境は子どもの成長にとっても大きく影響していきます。

 

 

最初は大変かと思いますが、子ども自身がお片づけを習慣化することで、大人の負担が大幅に減るだけでなく、将来的に勉強の効率が良くなったり、正しい生活習慣や生活力に繋がったりと良いことだらけです。

根気よく続けてみましょう!

 

 

お片づけの習慣作りに大切なのはこの5つ!

1.毎日のルーティーンにする

おもちゃのお片付け

「お昼寝の前」「ご飯の前」「寝る前」などお片づけタイムを子どもと一緒に決めましょう。

”いつもと同じ”ルーティーンにすることは、習慣作りの第一歩。

「きれいだと嬉しいね、気持ち良いね」と声を掛けてあげましょう✨

 

どんなに忙しくても、今日は特別にママがやってあげるから!はNG。

遊びのタイミングや片付けの時間を考慮して、遊び終わりの時間を伝えるといいでしょう。

 

 

2.おもちゃの住所を決める

おもちゃのお片付け

各おもちゃや物の置き場所を決めて、いつも同じ場所に子どもが戻せるようにしましょう。

基本的に1つの棚、引き出しに対して、おもちゃは1つ。

【自分で遊ぶおもちゃを選ぶ→自分で遊び場に持ってくる→自分で元の場所にもどす】

といった一連の動作を徹底することで、出したら戻す感覚を身につけます。

 

忘れないようにラベリングや、小さな子どもにも一目でわかるように、マークやイラスト、写真などをつけるのもGOODです。

 

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おもちゃの棚作りにこれが便利でした!!

棚:ニトリ「カラーボックス」、山善(YAMAZEN) 「キューブラック」、アイリスオーヤマ「CBボックス

BOX:無印良品「やわらかポリエチレンケース」、セリア「カトレケース」

名札入れ:Gakken「目じるしポケット」

 

ぜひ参考までに😊

 

 

3.モノ、スペースを増やしすぎない

おもちゃのお片付け

年齢と共に興味関心も変わり、たくさんのおもちゃが増えていくかと思います。

ですが、毎日全部のおもちゃで遊ぶわけではないですよね!

 

モノが増えれば増えるほど、子どもにとっては情報量が多くなるので片付けは難しくなります。

今はどんなおもちゃがお気に入りなのかを聞き、棚や引き出しに入らないものは全部閉まってしまいましょう。

興味が変わったらそれに合わせて出すおもちゃ変えればいいのですが、子どもに聞かずに勝手に変えるのはNGです✖

子ども部屋は子どもが管理する部屋として、意思をしっかり尊重してあげてください。

 

 

 

4.片付けも楽しむ

「片付けなさい!」と言わず、お片づけの歌を決めて、いつも片付けの時には同じ唄を一緒に歌いながらするなど楽しみながら出来る方法を提案しましょう。

 

これは幼稚園や保育園でも実践されているところが多いですね。

我が家も今までは、携帯のアラームを掛けたり、時計の針を見せたりして急かしてましたが、子どもが好きな歌に決めて歌いながらやってみると、いつもはすぐ他のものに気を取られて中断してしまうこどもが、歌が終わるまでしっかりお片づけに集中していました。

 

お片づけまでが遊びの時間♬なんて思えたら素敵ですよね!

大人もそれを、ゆったりどっしりとした心構えで見守れるよう、時間にも余裕が持って声掛けをしましょう。

 

 

5.出来たらたくさん褒める

おもちゃのお片付け

おもちゃのお片付け が出来たらたくさん褒めましょう。

大好きな人に褒められるのが嬉しいのは子どもも大人も一緒。

 

子どもの頃に怒られ、片付けられないことへのトラウマを大人になっても抱えている方もいます。

 

まずは一緒に片付けて、ひとつ棚に戻せたら褒める!

のように褒めるハードルを今よりグーンと下げてみましょう。

そうすることで少しずつ自分に自信が持てるようになっていきます。

 

これは療育でも大切なことですが、子どもに対する「これくらいは出来て当然。」「頑張ればできるはず。」という、子どもに対して無意識にもっている要求レベルを下げることで、褒める機会がとっても増えるはずです。

子どもに対して「諦める」とは全く違います。

 

子どもはその褒められて作られた自己肯定感や、安心感をもとに成長していくのです。

片付けること以外にも、いろいろな変化が見られると思います!

 

 

また、私も片付けが苦手だからどうしよう…という大人の方もいらっしゃいますよね。

そういう時は、自分だけで抱え込まず、プロに頼むのもひとつの手です。

片付けのコツやお掃除の仕方などたくさん聞けるのでぜひ活用してみて下さい!

 

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