【幼児・小学校低学年】 習い事 はさせるべき??
こんにちは!
子育てインストラクターのなっぺです🐣
先日は家族で静岡県の河津桜を見てきまして、春の訪れを感じました🌸
そして春と言えば、もうすぐ入園・入学式!
新しい生活に期待と不安が入り混じるこの季節は、何歳になってもドキドキしてしまいますね…。
この入園や入学、また進級の機会に新しいことを始めるお子さまも多いと思います!
今回は、 習い事 をさせようか悩んでいらっしゃる方に、就学前の幼児や小学校低学年で習い事をするメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
最近の習い事事情
厚生労働相省が5歳児を対象に行った調査では、全体の56.6%の幼児が 習い事 をしていると回答しました。
小学校入学前ですが、半数以上ですね!
男の子・女の子別の 習い事 の種類はこのようになっています。
学習塾とは小学校入学準備のためのお勉強をする場所のことなんですが、そろばんや幼児教室、英語など、学力への関心の高さも伺えます。
習い事と聞くと、毎週同じ曜日にお教室に通うイメージですが、英語でしたらパソコンの前に座って、オンラインでネイティブの先生とレッスンが出来るなど、昔に比べて習い事の種類やスタイルが多様化しています。
未就学児では、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育などを用いた幼児教室もあり、生活習慣やおもいやり、自立心などを育むことが目的の習い事もあります。
また、2020年からはプログラミング教育が小学校から義務教育となることもあり、幼児や小学校低学年向けのプログラミング教室も注目されています!
男の子は比較的運動系の習い事をしているお子さまが多く、その理由は「体力が有り余っているから」という回答が一番多かったです。
確かに…!笑
習い事 をするメリット
5歳児の半数以上がしている習い事。
習い事をさせたい親としては、
「夢中になれる何かを見つけてほしい!」や「この経験が少しでもこれから役に立って欲しい。」
と考えている方が多いと思います。
親世代も小さい頃から習い事をしてきた方も多く、遊びの三間(時間・仲間・空間の三つの間)が減少している現在、お子さんにも習い事をさせるのはごく自然なのかもしれません。
かといって小さいときから、遊ぶ時間を削ってお勉強させるのに迷いがあるお母さん、お父さんもいらっしゃいますよね。
しかしそれは大人の目線で遊び・お勉強と分類しているだけであって、子ども自身が楽しみ、興味を持って夢中になった出来事は、何かに対するスキルだけでなく、集中力や粘り強さ、「自分にもできた!」という自己肯定感などの人間力にも繋がっていくと思います。
また家庭と学校だけでは出会うことができない友達や大人、異年齢の関わり等も増えていきます。
それらもまた外で友達と遊ぶのと同じくらい、子ども時代に大切なことなんです。
かといって、「好きこそ物の上手なれ」と言うように、嫌いなものや消極的なものへのスキルアップはなかなか難しく、子どもの意思を無視した指導はかえって逆効果になってしまします。
キャッチボールや絵を描くことが好きでも指導する先生と合わなかったり、決められたことをするのが苦手な子は、好きだったことが嫌いになってしまうこともあります。
まずは体験入学などを利用して、どんな雰囲気でどんな指導法なのかを親子で見ることをおすすめします!
習い事 のデメリット
習い事のデメリットとしては、子どもの送迎が必要になること。
何かと物騒な世の中ですから、少し遠かったり、車が多かったりする道を小さな子どもだけで通わせるのは危険…。
そういった時、仕事や家事で忙しいお母さんお父さんの送り迎えが一番ネックになるのではないでしょうか。
例えば前述したように、英会話やプログラミングはお家にいてオンライン上で受講することができるので、積極的理利用している方も増えています!
ぜひこちらも比較して、好きな先生や授業形式に出会えるといいですね♪
こんな風に受けやすくなっている習い事ですが、単に増えればいいわけでもありません。
子どもにとって好きなことができる自由の時間はストレスの発散や感情を整理する時間でもあります。
友達と日にちの約束をして、お外で思いっきり走り回る。
そんな当たり前の子どもらしさを大切に育むためにも、習い事をする際は適度な時間や回数を見つけましょう!
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