子どもの口内炎 原因とおすすめの市販薬は?

こんにちは!

子育てインストラクターのなっぺです🐣

 

食事も出来ないくらい痛くなってしまう口内炎。

続くと気がつかないうちに栄養不足にも繋がってしまいます。

親としても早く治してあげたいですが、市販のお薬だと年齢制限が高いものも多いですよね。

今回は 子どもの口内炎 の種類とそれぞれの原因、また治療のために効果的な子ども向けの市販薬をご紹介します。

 

 

口内炎の種類

子どもの口内炎

口の中の粘膜に生じた炎症性疾患の総称のことを指します。

痛くて食事がしづらい、発音がしづらい、舌を動かしにくい、食べものを飲み込みにくいなどの症状があります。

原因としては主に次のようなものが挙げられます。

 

1.機械的刺激

粘膜を噛んだり、火傷したりして、傷から細菌がに感染してしまったときになります。

また、矯正器具や金属冠(かぶせもの)や

歯のとがった部分、八重歯があり、当たってしまっている、などが原因で慢性的に口内炎が出来ることもあります。

口の中の粘膜が、赤く炎症を起こして水ぶくれができます。

→カルタ性口内炎

 

2.全身の免疫力の低下

病気や過労、寝不足などで体力が低下していたり、ビタミンが不足していたりするのが関与すると言われていますが、原因は明確ではありません。

頬の内側や舌、唇の裏側などにでき、特徴はまわりが赤く、真ん中がくぼんで白っぽい円形の炎症です。

1週間程度で自然に治りますが、よく再発します。

→アフタ性口内炎

 

3.病気によるウイルス性

手足口病やヘルパンギーナなど、ウイルスによる感染によって起きます。

白い斑点が口腔内全体に広がっていたり、幹部に黄色い膿がある場合は感染症が疑われます。

主に6ヶ月~5歳くらいまでの免疫力の弱い子どもがかかりやすいです。

ウイルス性の場合は、熱などを伴ったり、人に移ったりする可能性もあるため、なるべく早く病院に行きましょう。

→ウイルス性口内炎

 

今回はこれらのうち、市販の薬でも治せるアフタ性口内炎について、お話したいと思います。

 

 

口内炎を作らないために

子どもの口内炎

口内炎予防ポイント

• 栄養バランスのとれた食事を心がける

• 夜ふかしや不規則な生活をしないようにする

• ストレスや疲労を溜めないようにする

• ガムや飴などで唾液を分泌させ、口の中の乾燥を防ぐ

• 食後は歯磨きをして口の中を清潔にする

を心がけましょう。

 

口内炎になりやすい体質の場合は、日頃のデンタルケアも大切です。

 

また、口内炎はビタミンB2が不足しているときになりやすくなります。

ビタミンB2を含む食品

レバー・納豆・まいたけ・たらこ・卵・モロヘイヤ・魚肉ソーセージ・焼きのり・アーモンド

普段の食事でとりにくい場合は、ビタミン剤や栄養機能食品で摂るのも一つの手でしょう。

(ビタミンB2の余剰分は速やかに排泄されます。 通常の食品を摂取している場合の、過剰摂取による健康障害の報告はありません。)  

 

口内炎になった時の食事

子どもの口内炎

できるだけ栄養価の高い食事をできるだけ数回に分けてあげましょう。

子どもが食べやすくするために、小麦粉や片栗粉、寒天などを使うと食べやすくなります。

また、冷たいものは麻酔効果もあるため、アイスクリームやゼリーもおすすめです。

・食べてもよい食品

胃に優しいもの(おかゆ・そうめん・うどん・白身魚など)

 

・避けるべき食品

刺激の強い食品(揚げ物、ひき肉、クッキー、おせんべい、みかん、炭酸飲料、辛い物、すっぱいものなど)

 

・口内炎に効く食品

ハチミツ:患部に塗ると傷の治りを早くさせる作用があるため、良いされています。

ただし、ハチミツの中にボツリヌス菌が含まれている場合があるので、1歳未満の乳幼児にハチミツは与えないで下さい。

 

POINT

痛みが激しいと、水分が取りにくくなりますが、ウイルスは乾燥している場所が大好きです。

何も食べなくても、水分はたっぷり与え、脱水症状が起きないように気を付けて下さい。

麦茶、白湯、乳幼児用イオン飲料、栄養のあるスープなどを飲むと良いといわれています。

ただし、熱すぎる飲み物、冷たすぎる飲み物は避け、人間の体温と同じくらいの温度で飲ませてあげてください!

痛くて歯磨きが出来ない場合は、うがいだけでも大丈夫です!

 

 

子どもの口内炎 に効く市販薬は?

トラフル軟膏

すぐに直したいなら直接炎症を抑える、軟膏タイプ。

子どもの口内炎

◆抗炎症成分、組織修復成分、殺菌成分をトリプル配合。

◆患部に直接作用して炎症や痛み、はれをしずめ、口内炎・舌炎を治します。

◆患部にしっかり付着する軟膏タイプ。有効成分が浸透して、すぐれた効き目を発揮します。

【内容成分】

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・・・0.02g
(抗炎症作用により、炎症をおさえ、痛み・はれなどの症状をしずめます。)

グリチルレチン酸・・・0.3g

アラントイン・・・ 0.3g
(組織修復作用により、傷ついた口内の粘膜修復を助けます。)

セチルピリジニウム塩化物水和物 ・・・0.1g
(殺菌作用により、患部を清潔な環境にします。)

添加物として、グリセリン、ゲル化炭化水素、ポリアクリル酸Na、メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒプロメロース、l-メントール、サッカリンNaを含有。

【用法・用量】

1日2~4回、患部を清浄にした後、適量を塗布して下さい。

塗布した後30分~1時間程度は、なるべく患部をさわらないよう、またできるだけ飲食等を避けるようにしてください。

使用年齢の制限はありません。自分の症状が訴えられる年齢であれば、保護者の指導監督のもとでご使用していただけます。

 

コウナキッズ 7mL [第3類医薬品]

子どもの口内炎

◆患部へ噴射塗布した時にしみにくいミスト状のスプレータイプです。

◆子供も大好きな「ぶどう味」です。

◆食事炎症や痛みを鎮める、植物由来(カミツレ)の抗炎症成分を水溶性にしたアズレンスルホン酸ナトリウム水和物を配合しています。

【内容成分・成分量】

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・・・0.02g
(粘膜に直接作用し炎症を鎮め、痛み・はれ等の症状を改善します。)

添加物としてグリセリン、エデト酸Na、D-ソルビトール、サッカリンNa、リン酸水素Na、炭酸水素Na、セチルピリジニウム塩化物水和物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、エタノール、香料を含有。

【用法・用量/使用方法】

1日数回、適量を患部に噴射塗布。

年齢制限の記載なし。

 

チョコラBBこどもシロップ

子どもの口内炎

◆小さなお子さまの、にきび、しっしん、皮膚炎、口内炎などの症状を改善するとともに、病中病後の体力低下時のビタミンB2補給に。

◆体の中で直接働く活性型ビタミンB2主剤です。幼児に不足しやすく、不足すると皮膚炎になりやすいビタミン「ビオチン」を配合。

◆小さなお子さまにも飲みやすいさらっとしたピーチ味のシロップタイプです。

【内容成分・成分量】

リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2リン酸エステル)・・・19mg
(皮膚や粘膜の健康維持に働きます。 脂肪の代謝を助けエネルギーに変えます。)

ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・・・12mg
(皮膚や粘膜の健康維持に働きます。タンパク質の代謝を助けエネルギーに変えます。)

チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)・・・6mg
(糖質(炭水化物)の代謝を助けエネルギーに変えます。 )

ニコチン酸アミド・・・20mg
(皮膚や粘膜の健康維持に働きます。) 

ビオチン・・・250μg
(皮膚や粘膜の健康維持に働き、皮膚の炎症等を抑えます。)

添加物として、安息香酸Na、エタノール(0.1mL以下)、クエン酸、クエン酸Na、D-ソルビトール、パラベン、プロピレングリコール、香料、還元麦芽糖水アメ、グリシン、没食子酸プロピル、ポビドン、DL-リンゴ酸、pH調整剤を含有。

【用法・容量】

3か月以上から15歳未満が使用できます。

1日2回、年齢によって決められた量を服用。

 

 

5歳以上ならこちらも

口内炎パッチ大正A

子どもの口内炎

◆パッチタイプの“貼る”口内炎・舌炎治療薬です。患部を刺激からしっかりカバーし、有効成分がだ液で流れず、口腔内ですぐれた付着力をもつため、効果的な治療ができます。

◆非ステロイド性抗炎症薬でムラサキの根から抽出したシコンエキスとグリチルレチン酸を配合。炎症をおさえるとともに、肉芽形成を促して、傷口の治りを早めます。

◆パッチの厚さは、0.1mm。貼っていても気にならない薄さです。

【内容成分・成分量】

1枚(1パッチ)中

シコンエキス(シコンとして4.55mg)・・・0.10mg
(患部の炎症を改善します。)

グリチルレチン酸・・・0.15mg
(患部の炎症を改善します。)

添加物として、ポリアクリル酸、クエン酸トリエチル、ヒプロメロース、エチルセルロース、ヒマシ油、酸化チタンを含有。

【用法・容量】

1患部に1回1枚、1日1~4回、患部粘膜に付着させて用いてください。

※5才未満の乳幼児には使用させないでください。

 

 

こうした薬を使っても、2週間以上良くならない場合は歯医者に相談しましょう。

 

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2件のフィードバック

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