【生後4ヶ月】歯固めの役割と保育士おすすめ4選
こんにちは!なっぺです🐣
娘が生後3ヶ月になって、おててをちゅぱちゅぱし始めたので歯固めを買いました!
すぐはあまり上手にお口まで運べなかったのですが、4ヶ月になるとしっかりお口まで持ってきてもぐもぐできるようになりました。
そんな歯固め、あまり知られていませんが子どもの発達にすごく大切なんです。
私も玩具インストラクターの時には、お座り前のお子さんへのおもちゃにおすすめしていました。
今回は、
・歯固めの役割
・歯固めの選び方と人気の歯固め
をご紹介したいと思います!
歯固め ってなに?
歯固め とは赤ちゃんが「噛むこと」を目的としたおもちゃのことです。
噛むことで歯茎を刺激し、噛む練習をしたり、歯が生えてくる前のムズムズや不快感=歯ぐずりを解消するための道具になります。
何もないところに歯茎を押し上げて歯が生えてくるのを想像すると、こっちまでムズムズしてきますね…。
歯ぐずりで機嫌が悪くなったり、夜泣きをしたりする赤ちゃんもいて、この違和感は乳歯が生え揃うまで続きます。
一般的には生後6ヶ月~7ヶ月に下の前歯から生え始めるので、その前から使い始めると良いでしょう。
目安としては、
- よだれの量が増えた
- 特にこれという理由がないのに機嫌が悪い
- 手やおもちゃ、タオルなどなんでもお口に入れたがる
- おっぱいやミルクを飲まなくなる
- 口をモグモグする
です。
多くの歯固めは対象年齢:生後3ヶ月~と書いてありますが、上手にお口まで持ってきてカミカミ出来るようになるのは生後4、5ヶ月ごろです。
また歯ぐずりをしない赤ちゃんもいるので、上記のチェック項目と赤ちゃんの様子を照らし合わせてみて下さい!
赤ちゃんにとって歯固めが必要なくなれば自然に使わなくなるので、使い終わりの時期は特に気にしなくても良いと思います。
ちなみに、おしゃぶりはおっぱいを吸った気分になれるものなので、歯固めとは使用目的が異なります。
おしゃぶりは歯が生えてからも長く使っていると、噛み合わせに影響がでたり、発語が遅れたりする可能性があるので気を付けましょう。
歯固めの役割
先ほど説明した歯ぐずりを解消する以外にも、歯固めには大切な役割があります。
噛む練習になる
離乳食デビューをすると、噛む作業が必要になりますが、それまで舌を使っておっぱいや哺乳瓶を吸っていた赤ちゃんは、多くの場合初めは上手に噛むことができません。
その為、歯固めを使って普段から噛むことに慣れさせてあげるようにしましょう。
あごや乳歯の発達を促す
歯固めで適度に歯茎を刺激することで、血行が良くなり、乳歯の成長を促すと言われています。
また「噛むこと」は脳を刺激したり、あごの骨や筋肉の発達に繋がり、歯がきれいに生えてきやすくなったりします。
これは歯固めだけでなく、食事も同じです。
離乳食の時期にやわらかいものばかりを食べていると、あごが十分に発達せず、歯並びが悪くなってしまいます。
やわらかい離乳食ばかりでなく、徐々に歯ごたえのあるものを与え、赤ちゃんがしっかりかんで食べられるようにしてあげてください。
歯固め の注意点
同じ歯固めを他の赤ちゃんと一緒に使うことは避けましょう。
風邪などのウイルス感染はもちろん、むし歯の原因であるミュータンス菌も、唾液を介して広がっていきます。
他の赤ちゃんがすでにミュータンス菌を持っていれば、その唾液に濡れた歯がためを通して、ミュータンス菌に感染することになります。
乳歯がむし歯になると、乳歯の下で準備している永久歯にも影響を与えてしまうことになります。
歯固めの選び方
選び方のポイントは大きさ、形、素材です。
大きさ・形は赤ちゃんのお口に入れやすいものを選びます。
可愛いからと言って平たく大きいものはお口に入れにくい場合もありますので、お子さまの口の大きさに合わせて選びましょう。
また赤ちゃんはおもちゃを咥えたまま寝返りをすることもあるので、のどにつっかえない形状ものにして下さい。
洗いやすさを考えると、シンプルなデザインのものがいいですね!
素材はいろいろな種類があるかと思います。
プラスチック製のものや、天然ゴムやシリコンなどの安全性の高いもの、天然木やお米などナチュラルな素材を使っているものなど様々ですが、基本的に赤ちゃんが使うものなので危険なものは使われていません。
ただ、歯がための素材によっては煮沸消毒が出来ない、薬液消毒で溶け出したりすることがありますので、注意書きをよく読むようにしてください。
また、天然素材である木で作られた歯がためは、アレルギーも起こりませんから安心ですが、硬すぎるのと赤ちゃんのよだれがしみ込んでしまうのが欠点です。
耐水加工がしてある製品があればそちらを選ぶといいでしょう。
天然ゴムは、稀にアレルギー反応を示すことがあります。なんらかのアレルギーがあるなら避けた方がいいです。
人気の歯固め
ピープル お米の歯固め
「お米のおもちゃシリーズ」は、原料に口に入れても安心な品質の日本全国のお米を使用しています。
天然ゴムのアレルギーがあっても安心して、使うことができますね。
エジソン かみかみbabyバナナ(ケース付き)
まるでバナナをもぐもぐしているみたいな姿がSNSでも人気。
細くて持ちやすく、お口の小さなお子さまでもお口に入れることができます。のどの奥までいかないようにバナナなの皮がストッパーになってます。
Vulli キリンのソフィー
プレゼントでも人気、フランス生まれのキリンのソフィー。天然ゴムと食用塗料でできています。
柔らかくて押すとキューキューとなる音は、赤ちゃんの興味を引き、長く遊ぶことができます。
リッチェル もちもちいちご(ケース付き)
小児歯科医推奨、ほ乳びんの乳首で使われている素材シリコーンゴムでできた歯固め。
持ち手と葉っぱの向きがもぐもぐしやすく、低年齢でも扱いやすいカタチをしています。
歯固めの耐熱温度は140℃で、食器洗い乾燥機・薬液消毒・煮沸・電子レンジ消毒が可能です。
今回は、歯がためについて解説しました。
なんか最近ご機嫌斜めだな~、よだれが良く出ていろんなものをお口に入れるな~と思い始めたら、ぜひ歯固めを使ってみて下さい。
噛むという動作には脳を刺激する一面もあり、脳の活性化にも効果があります。
最近は見ていても可愛い歯固めがたくさん出ているので、赤ちゃんと一緒にお気に入りの歯固めを探して見てくださいね!
いかがでしたでしょうか。
他にも気になる記事がございましたら、ぜひご覧ください!
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