【育休夫婦の子育て体験談】パパ見知りをどうやって乗り越えた?

こんにちは!なっぺです🐣

 

0歳児の子育ての中で、ひとつの悩みとなる「 パパ見知り 」。

文字通り、赤ちゃんがパパに対して人見知りをすることで、ママといるときはニコニコと楽しそうなのに、パパが近くに来るととたんに泣き出してしまったり、パパの抱っこを嫌がったりする状態です。

わが家の娘ちゃんも生後4か月を過ぎたころから始まりました。

今回はそんなパパ見知りをどのように乗り切ったか、わが家の体験談をお話ししたいと思います。

 

パパ見知りの始まり

パパ見知り

わが家では夫婦で一緒に育休を取得していて、旦那さんも普段から育児にとても積極的です。

完母だったので、まさに『パパに出来ないことは授乳だけ』というくらい、娘ともたくさん遊んでくれています。

 

な・の・に!

生後4か月を過ぎたころ、今までは普通に出来ていた夜の寝かしつけが、急にパパの時だけこの世の終わりのようにギャン泣きするようになってしまいました。

ママに交代するとピタッと泣きやみ、パパに変わるとまたギャン泣き…。

 

翌日もチャレンジをするパパでしたが、娘ちゃんの調子は次の日もまた次の日も全く変わらず、「これは間違いなくパパ見知りだ…。」と分かりました。

それから夜の寝かしつけはママしかできなくなり、娘ちゃんLOVEなパパの心も大ダメージ。

これは、なんとかしなくては!といろいろ試してみることにしました。

 

パパ見知り 克服のためにしたこと

わが家では主に下記のような流れでパパ見知りを克服しました。

①パパ見知りの原因を知る

②乗り越えるために試行錯誤する

③娘ちゃんに合わせて、対応する

 

パパ見知りはどうして起こる?

パパ見知り

まずはパパ見知りが起こる理由について調べました。

パパ見知りは全ての赤ちゃんが必ずなるものではありませんが、パパが嫌いだから起こるものでもありません。

(と言っても、かなりつらいとは思いますが…😢)

 

赤ちゃんは生まれるまで長い時間をママのおなかで過ごし、産まれた後も授乳やおむつ替え、お風呂など、ほとんどのお世話をママにしてもらうことが多いです。

その中で赤ちゃんにはママに対する安心感と信頼が芽生え、ママ以外の人が自分のお世話をすることを嫌がるようになる場合があります。

また、記憶力や認知力が育って、近しい人と知らない人の区別がつくようになると人見知りが始まりますが、たとえ家族であっても、接する時間が少ない人は人見知りの対象になることがあります。

つまり、人見知りは成長の証でもあるんですよね。

 

娘の場合は、夜中の真っ暗な中でもママとパパをしっかり判断しているので、抱き方の違いや抱き心地(腕の太さとか)、匂いなどで区別していたのかな?と思います。

 

とはいっても、わが家のようにほぼ半々で分担して育児をして、日中はママがいなくても問題ないくらいパパが大好きな娘でも、パパ見知りが始まることもあります。

一概に、『パパは育児に積極的じゃないから…』とは限らないんですよね。

ちなみに夫婦仲が良いとパパ見知りが起きない。なんてことも言われていますが、私たち夫婦は自分たちも認めるほど仲良し夫婦なので、これも関係ないのかなと思います。

つまり、父親が育児参加していようが、夫婦仲がどうであろうが、パパ見知りをする子はするし、しない子はしないんです。

(もちろん、パパと関わる機会が少ない子はパパが人見知りの対象になりやすくなりますが、それでも人見知りをほとんどしない子もいます。)

 

 

ということで、わが家では、『いつもアクティブな遊びをしてくれているパパを見ると、夜の眠いモードの娘は遊びたくなって、大好きだけど←ここ重要泣いちゃうんじゃないか』と解釈しました。(パパの精神安定のためにも)

 

 

乗り越えるためにとにかく頑張る

パパ見知りなってしまう原因のひとつに、パパは仕事などでママよりも子どもと接する時間が少ないことが挙げられます。

なので、例えば土日や仕事の前後に、子どもと接する機会を増やすことでパパ見知りが克服できる可能性もあります。

 

ですが、わが家は育休中。

パパはしっかり育児をしていて、日中はママよりもパパの方が楽しそうに遊ぶくらい大好きな娘ちゃんなので、わが家ではここはすでにクリアしているように思います。

 

娘ちゃんのパパ見知りが発揮されるのは夜の寝かしつけの時に限定されていますが、新生児の時から寝かしつけをしてきたパパのスキルにも問題はないはず…。

つまり、娘ちゃんがパパでも安心して寝れると感じることが克服のカギになっていると考えました。

 

ネットで調べると、

「赤ちゃんが泣き続けると、「やっぱりママじゃないと無理だ」と言ってママに渡してしまいがちだけど、そこで後退せずに頑張る。パパが寝かしつけをすると決めたのなら、何時間でも諦めないという覚悟を持ちましょう。」

っと書いてあり、これで乗り切れるなら!と思って数日間、挑戦してみました。

 

 

パパの寝かしつけを頑張った結果

パパ見知り

…全く上手くいきませんでした!!

娘の好きな音楽をかけたり、ママの抱き方を真似してみたり、ママの服を着てみたり(笑)いろいろな試行錯誤をするも、全て効果はなく、寝るどころか娘が泣きやむことすらありませんでした。

愛する娘に何十分も泣かれ続けるパパも、行けばすぐに泣き止むと分かってて隣の部屋で我慢するママも、お互い気持ちに余裕がなくなり、家中ピリピリモード。

パパがどんなに頑張っても泣きやまないうえに、赤ちゃんのギャン泣きってまるでHPがどんどん削られていくようで、数日続けただけで疲れ切ってしまいました。(多分パパは相当つらかったと思います。)

こうして夫婦揃ってメンタルがやられそうになったので、この方法は諦めることにしました。

 

実母に相談して見えてきた解決策

いくらネットで調べても、解決策が見つからず、実母に相談してみることにしました。

 

すると、

「パパにはパパの役割があって、ママにはママの役割があると思うよ!今は焦らず、娘ちゃんに合わせてみたら?」

と言われてハッとしました。

 

つい、「ママにできてパパにできないことは授乳くらいでしょっ!!」って考えてしまうのですが、それはあくまでも大人の目線。

子どもから見たら、パパに対して求めることと、ママに対して求めることは同じではないのかもしれないと気がつきました。

(まぁ、パパの意気込みとしては間違ってないとは思いますけどね😂)

 

もちろん!ママが寝かしつけをしている間にパパは洗い物を終わらせてもらったり、洗濯物を畳んだり、出来る限りの家事をやってくれています。

そうやって役割分担をしてからは、娘はぐずらずに寝るようになったし、寝かしつけが終わった後には家事も終わった状態で、2人でお菓子を食べながらのんびりとテレビを見ることができて、私たちの気持ちにも余裕が出来ました。

「娘に合わせて、得意なことを得意な人がする」ことが、わが家には1番合っていて家族が笑顔になると分かり、それからは娘の変化も楽しみながら見守ることにしました🥰

 

 

生後8か月、ついに克服!

夜の寝かしつけはママ担当になりましたが、あまり娘ちゃんがぐずらない昼の寝かしつけは最初にパパに絵本を読んでもらったり、たまに寝かしつけまで挑戦してもらったりしました。

すると、生後6カ月くらいには、少しずつパパ一人でもお昼の寝かしつけに成功することが多くなりました✨

何回かあったママの不在時には、抱っこひもでのおんぶで何とか乗り切ったそうです。(最初はギャン泣きだったそうですが…)

 

生後8か月頃になると、パパとのお昼寝にはすっかり慣れ、ママよりも寝かしつけが早いくらいにまでになりました!

またこの時期には、保育園に入るために完母→完ミに移行したこともあって、パパがミルクをあげる機会も増えてきました。

そんなパパの頑張りと、環境の変化、娘ちゃんの成長もあって、パパ見知りが始まってから初めて夜の寝かしつけがパパ一人でも成功したのです。

 

もちろん、今でもまだ機嫌の悪い時には「ママ―!!」と泣き叫ぶ時もありますが、それは娘ちゃんにとってママが必要な時であって、(パパが必要な時があるのと同じように)それを無理に変えるのではなく、可能な限り応えてあげたらいいのかなと思います。

 

パパ見知りで悩んでいるご家族へ

パパ見知りに悩んでいた時は、とにかくネットでたくさんの情報を調べて試行錯誤しましたが、どれもこれが良かった!という解決策はありませんでした。

もちろん、全く意味がなかったわけではないかもしれませんが、少なくとも人見知りに関しては、赤ちゃんが生まれ持った性格も大きく要因としてあるため、『これをすれば、パパ見知りにならない!これで必ず克服できる!』といったものはないのだと思います。

 

私たちにとって、娘のパパ見知りを乗り越えられた理由は「その時の娘の心の変化を受け入れて、それに合わせて夫婦で協力できた」ことと、娘が成長した「時間」が大きいと思います。

あの時の自分たちにアドバイスをするとしたら、「とにかく無理はせず、その時を待て!」です。笑

 

なので、今パパ見知りで悩んでいる方も、「今は、子どもなりに一生懸命成長している時期なんだ」と思って忍耐強く、でも決して無理はしないで付き合ってあげてください!

大丈夫です。必ず終わる日は来ますからね。

 

 

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1件の返信

  1. 2021-02-22

    […] 1*【育休夫婦の子育て体験談】パパ見知りをどうやって乗り越えた? […]

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