4ヶ月続いたGoogleアドセンスの広告制限が解けた日
こんにちは!なっぺです🐣
つい最近まで非常に頭を悩ませていることがありました。
それが「Google AdSense(アドセンス)の広告制限」。
そう、アドセンス広告の収入が急にゼロになってしまったんです。
ブログを始めてかれこれ3年くらい経つけど、原因不明で、かなり動揺。
実際制限が解けるまで4ヶ月近くかかったので役に立つか分かりませんが、今回できる限りの手を尽くしたそのあがきを記録したいと思います。(笑)
悲劇は突然に…
のんびりのんびりブログ更新をしている私ですが、その時は何の前触れもなくやってきました。
今年の3月に、こんなメールが届いたのです。

先日、お客様のAdSenseアカウントで無効なトラフィックが検出されました。
Googleではこの事態を受け、お客様のアカウントでの広告配信を制限いたしました。今後もお客様のサイトのトラフィックは継続的にモニタリングされ、配信制限はGoogle側で自動的に見直しおよび更新されます。
この処置がとられた理由
お客様のアカウントにおいて、不正に広告収益を上げる目的と思われる無効なトラフィックが検出されました。ご存じのように、無効なトラフィックはAdSenseプログラムポリシーで固く禁止されています。Google高校は純粋な興味を抱いたユーザーによってクリックされるものでなければならず、他のユーザーに広告のクリックを依頼することは禁止されています。…
そしてGoogleアドセンスのHPを見てみると、

表示できる広告の数が制限されています
お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています。
と、同様の説明がありました。
そもそも、無効なトラフィックってなんやねん。
なんてひとりでブツブツ言いながら、片っ端からヘルプのページを読み漁りました。
無効なトラフィックとは
Google AdSenseヘルプによると、
無効なトラフィックとは、広告主様の費用やサイト運営者様の収益を作為的に増やす可能性のあるクリックやインプレッションのこと。無効なトラフィックには、意図的な不正トラフィックや偶発的クリックが含まれています。
無効なトラフィックの例は次のとおりです。
・サイト運営者様が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと
・1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
・サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)
・自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア
Google 広告のクリックはユーザーの純粋な興味のもとで行われる必要があり、AdSense プログラム ポリシーでは、クリック数やインプレッション数を作為的に増やすいかなる行為も固く禁止されています。お客様のアカウントで無効なトラフィックが多数検出された場合、広告主様とユーザーを保護するために、アカウントを停止または無効化させていただく場合があります。
Googleヘルプより引用
要は、「ずるしたっぽいから、広告止めてやったぜ」 by Google様
ってことのようです。
ちなみに、「制限」とありますが、正しくは停止。広告表示はゼロになります。
「無効なトラフィックの問題」を解決する方法

ということで、過去の自分の行動を振り返ってみたのですが、この制限された3月には自分のブログどころか、WordPressすら一度も開いていませんでした。
なのでもちろん、自分の広告を自分でクリックするわけもなく、誰かにクリックを依頼したことなど一度もありません。
そこで次に調べるべきは、サイトに訪れた人やクリックの記録が分かる「Google Analytics(アナリティクス)」。
これを見れば、いつ誰が、どのくらいクリックしたのか、Googleに不正と思われたのは何が原因だったのかが分かるため、その原因をGoogleに連絡すれば、この広告制限も解けるらしいのです…。
もちろん、ブログやサイト運営をしている人ならみんな入ってますよね!
私も、初期の初期に設定したな~。久しぶりに開いてみるか…
っと思っていたのに!!
いつの間にか、データが取れていなかったのです。
そういえばここ1年半くらい、全然見ていなかったなと猛省。(本当に収益化しているやつとは思えん。)
無効なトラフィックになりえる可能性として、打てる対策を片っ端からやってみることにしました。
1.広告ブロック(adblock)ブラウザ「Brava」をインストール
良く調べてみると、自分で広告をクリックする以外にも、自分のPCで広告を表示させることも無効なトラフィックに繋がってしまうとのこと。
とはいえ、ブログの執筆の際には必ずプレビュー表示で確認するし、PCや携帯で実際にブログを開いて、サイトがちゃんと表示されているかチェックしますよね。
ということで、広告ブロック(adblock)機能がある「Brava」というブラウザアプリをインストールし、そこでWordpressや自分のHPを表示するようにしました。
2.広告の掲載方法を確認
私の場合は「広告掲載の自動化」で広告を表示していますが、カスタマイズしている方はここも要チェック。
広告が AdSense の広告の配置に関するポリシーを遵守して掲載されており、プログラミングのエラーがないことを確認してください。
また、プラグインを通してアドセンスを設定している方は、そのプラグインが正常に動作しているかも確認が必要です。
複数のブラウザやプラットフォームで広告を確認し、適切に表示されているかチェックしましょう。
3.SNSからの導入をなくす
ツイッターなどのSNSを使って更新お知らせ、あるいは宣伝、URL効果をしている、宣伝ツイートをしている場合は、急な導入が多くなったことが疑われる場合もあります。
私もフォロワー700人くらいのインスタで宣伝したり、ツイッターのホームにURLも乗っけていたので、消せるところは全部消すようにしました。
あ、インスタは@maison_douce1だよ♡(誰も聞いてない)
4.自分以外の知り合いが押すのもNG
知人、友人、同僚、家族等の特定の人物が繰り返し閲覧しているのも、無効なトラフィックとして検出されてしまう可能性があります。
サイトの存在を他人に知らせている場合には、過度に閲覧しないように注意喚起して下さい。
私の場合は、知人や友人どころか家族にもURLを教えていないのでこの線は薄そう…。
5.その他、無効なトラフィックと判断されやすいことを行っている
例えばまだブログを始めたばかりで、1日10PVだと一回アクセスで10%となり、同じ人からのクリックが多いと、その割合が高いと判断されてしまいます。
そうならないために、下記のことにも気を付けるとよいそうです。
・「こちらのページもどうぞ」「ポチッと」等の過度にトラフィックを誘発させる文言等がある
・海外からのアクセスが多い(必要に応じてグーグル以外の海外アクセスを遮断)
・ブログランキングやブログ村等、特定のコミュニティからの流入が多い
・メルマガや有料でのトラフィック購入等、価値の低い宣伝ツールを利用している
これらもアナリティクスが正常に起動していれば、何が原因だったかを突き止めることができ、Googleに報告することができます。
導入が偏っていると判断されないためにも、質の良いコンテンツをたくさん書いて、新規の検索流入をたくさん増やすことは対策の一つと言えるでしょう。
6.ヘルプコミュニティに質問する
調べまくった結果、これといった解決方法にたどり着かない場合は、ヘルプコミュニティに質問してみるといいかもしれません。
私もまったく糸口が見つけ出せず、かなり投げやりになっていたのですが、全く期待していなかった(失礼)ヘルプコミュニティに質問をしたところ、「SEか…!?」という方から回答していただけて、要因となる可能性がいろいろあることや様々な知識を教えてもらえました。
「分からなすぎるから、プロにお金を払ってでも原因を突き止めてもらいたい!」と思っている方は、まずコミュニティに質問してみましょう。
書くときは、できるだけ詳細に、そして今行った対策などもすべて記載すると、より適切な回答が返ってくるかもしれません。
そして4か月後、やっと解除されました!
約4ヵ月後にやっと解除された私のGoogleアドセンス。
ヘルプを片っ端から読み、分からないところはヘルプコミュニティ質問、打てる策を打ちまくって、質の良い(と思う)記事も書きまくりました。
結局のところ、何が主な原因だったかは教えてもらえませんが(天下のGoogle様なので)、私の場合はSNSがバズッたことで一時的に同一の導入が増えたことが大きかったのかな…。
と思います。
あとは、記事を書くときにプレビュー表示で逐一確認したり、自分のHPを普通に開いて「ちゃんと見れてるかな~」なんて確認していたのも、良くなかったのかもしれません。いずれも想像ですが…。笑
制限されている期間は本当に焦りましたが、自分のコンテンツを一から見直すいい機会になりました。
とはいえ、今制限がかかっている方はめちゃくちゃ焦っていると思うので、この記事が少しでもお役に立てることを祈っております。