2歳の夏、おむつを卒業しました ~トイトレ日記~

むすめ氏、この夏(2歳4カ月)におむつを卒業しました。

 

最初にお伝えしておくと、正直「早くからトイレトレーニングするぞー」みたいに気合モリモリだったわけでもなく、「早めにやっておかなきゃダメです!」なんて洗脳的な話でもなく…。

(私の義母は、「紙おむつは脳に影響ある」だかなんだか言ってましたが、そういう怖い人はさわやかに無視するのが一番です。)

我が家はこんな流れだったよ~っていうのが伝わればいいなと思います。

 

トイトレを始めたきっかけ

トイトレ

トイトレを開始したのは、かれこれ1年前の1歳4カ月頃。

最初のうちは、インスタ(@maisondouse01)でちょくちょく載せてましたが、最近はめっきり投稿できていないので、最初のトイトレを始めたきっかけからお話ししたいと思います。

 

一応これでも元保育士の端くれとして伝えたいのは、子どもには「個々の成長スピード」があって、それは大きく身体的発達(言葉や身長等目に見えるものから、目に見えない臓器や脳等の機能も含め)、精神的発達(物事の捉え方や感情の出し方等)に分けられます。

トイレトレーニングと一言で言っても、そこには「膀胱にある程度尿が貯められる」とか、「トイレに行きたいときに言葉にできる」とか、そもそも「おしっこが出そうな身体の変化に気が付ける」とか、「快適なおむつから大人(もしくは自分より大きい子)みたいにトイレに行けるようになりたい」とか…

大人には当たり前のことも、子どもにとっては様々な発達が伴って初めてトイトレが始められます。

 

そういう観点からいうと、娘の場合は1歳4カ月頃に、

・トイレに興味を持つ

・ここがトイレで、用を足す場所なのだと知る

・自分で歩いて、怖がらずにトイレに入れる

・質問に対して「うん」「いや」など、意思表示ができる

・大人の真似が好き、一緒のことをしたい

・大人の言葉を理解できていることが多い

・う〇ちが出そうな時の顔がとっても分かりやすい(笑)

みたいな感じだったので、トイトレを開始することにしました。

 

あくまでも、“娘の場合は”なので、チェック表ではありません!

 

 

トイトレ開始からおむつが外れるまで

トイトレ

1歳4カ月前半 きっかけは後追い

そもそも娘がトイレに興味を持ったのは、ママの後追いが凄すぎた1歳過ぎ。

トイレの扉を閉めると張り付いて大泣きするので、ドアを開けてトイレをしていたり(ごめん)、おむつに出た便を一緒にトイレに流しに行ったり、そんな普通の日常がきっかけです。

YouTubeの「ピンキッズ」でトイレの歌があって、私がハマって歌ってたのもあるかも。

…ないか。笑

 

まずは、補助便座に座ることに慣れようと思い、朝起きた時やお風呂の前(服を脱いだタイミング)に「トイレ行く?」と聞き、座ってみることに。

言うなれば、トイレごっこ!

その時に「おしっこちー」と言ったり、踏ん張った顔をして遊び感覚で慣れさせていきました。

 

 

 

そんな「ち~」と言うだけで何も出ない日々が続いたある夜。

お腹を丸めて泣いていて、明らかにお腹が痛そうだったので、「おトイレ行く?」と聞くと「うん。」と返ってきたので、便座に座らせてみると…う〇ちが出た!

その瞬間の娘の「は!!」と口をあけてびっくりしたような嬉し顔。

 

言葉にはならないけど、娘の「こ、これのことか!!」と発見できたその瞬間の表情に、私が感動して泣きそうになりました。

 

 

 

~1歳4カ月後半 成功体験からの成長

そんなこんなで、たった1回成功したことが娘にとっては「トイレはこれをするところなんだ!」と理解に繋がったようで…。

次の日から踏ん張っている時(大抵いつも食後)に「トイレ行く?」と聞くと、「いく!」と答え、排便だけはトイレでできるようになりました。

 

それから数日間、毎日トイレで排便ができていたので、保育園でも報告。

娘が通っている保育園は0歳児のお部屋にも、赤ちゃんトイレがあるので、先生にも相談して日々の保育の中でも声掛けをしていただけることになりました。

 

初めてトイレで排便ができた日から一週間ほどたった頃。

いつもは食後の踏ん張りそうなタイミングで声をかけるのですが、自分から「おしっこちー!」と教えてくれ、初めてトイレでおしっこをすることができました。

(満面の笑顔で☺)

ここまでトイトレが進んだ要因

・早い段階からトイレに座ることに慣れた&嫌がらなかった

・偶然だけど、成功体験ができた

・成功が褒められて嬉しかった(多分)

・保育園でも家と同じ対応をしてくれた

・「うんち」「ちー」「といれ」が言えるようになった →言葉の発達

・おしっこがしたいと感じた後に、我慢できるようになった →身体の発達

・トイレで排泄することが嬉しい/気持ちいいと感じるようになった →心の発達

 

 

1歳5カ月~ 事前に伝えられるように

保育園での声掛けのおかげもあり、1歳5か月になった頃には、食後のタイミング以外でも「うーち!といれ!」と言って、事前に教えてくれるようになりました。

保育園でも先生に伝えられるようになったり、外出先でも大人用トイレで(ママが腕をプルプルさせながら)おしっこできるようになったりと、徐々におむつを汚すことは減っていきました。

言葉の発達や身体の発達に加えて、本人の性格とモチベーションがかなりプラスになっているみたいです。

 

たまに出た後、もしくは最中(笑)の時に教えてくれることもありますが、それもそれで沢山褒めるようにしてました!親が神経質にならないことが大事!ただ、毎日夜中にトイレで起こされたのはちょっときつかった!

 

 

 

1歳8カ月~2歳0カ月 トイトレ一時休憩

トイトレ

そんなかなりスムーズに進んでいたトイトレですが、ここにきて『大きな壁』が立ちはだかることに。

もうすぐ2歳と言えば、そう…イヤイヤ期!!

これまで全く嫌がらずにトイレに行っていたのに、保育園でも家でも「やだ!いかない!」と拒否するようになりました。(排便だけはおむつにするのは嫌だったようで、しぶしぶトイレに行けていましたが…笑)

 

そこで気を付けたことは、

【子どもの感情を尊重すること。】

いつもと同じように、トイレに行くかどうかを聞いたり、出先で一緒にトイレに入ったりはするけど、無理やり連れて行かない。無理やり座らせない。イライラしない、怒らない。

ただ、トイレが楽しくなる方法をいろいろと考え、実践してみました!

例えば、

・おむつに子どもの好きな絵を描く

・トイレに絵や置物を飾って可愛い雰囲気に

・好きな人形で応援したり、トイレをしている真似をしたりする

・トイレのアニメや絵本を見る

こんな感じで、大人も子供も頑張りすぎず、求めすぎず、楽しさ(と楽さ)重視でのんびり過ごしていました。

 

 

2歳1カ月 再スタート!

2歳

そんな気分に合わせて、トイレに行けたり嫌がったりしていたものの、数カ月前よりも明らかに排尿の間隔が伸び、夜もおむつが濡れることが少なくなってきました。

 

ある日子ども服売り場に買い物へ行ったとき、

 

(あ~そろそろ夏に入るな~。なんかおむつ外すのって夏がいいって聞いたな~。なんでか知らんけど…。)

 

と考えていた私の完全なる気まぐれで「お姉さんパンツ、買ったら履く~?」と娘に聞いてみると、少し悩んだ後に返ってきた言葉は「はく!」でした。

 

その場で、好きな柄を選んでもらい、帰ってから嬉しそうに試着する娘。

「こちらは紙おむつと違って、おしっこしたら濡れます。」といった違いを説明して、まずはおうちの中で布パンツを履いてみることにすると…

これまたびっくり。これまで嫌がっていたトイレも、「お姉さんパンツ」という響きが後押しして、自ら積極的にトイレに行けるように!

 

その話を保育園ですると、「保育園でもパンツで過ごしてみませんか?」と仰っていただき、娘の気持ちが上がっているうちに、対応してくださいました。

 

本当はキャラクターものNGの園なのに、娘が選んだザ・キャラクターパンツを笑顔で黙認してくださった、素敵すぎる先生方。本当に感謝です…😢

 

 

 

2歳2カ月~2歳4カ月 おむつ卒業しました

お姉さんパンツにしてからの変化はものすごく怒涛で、娘のほうから「夜もお姉さんパンツで寝たい!」と申し出が。

母、感動すると同時に、ここで絶対に勢いを止めてはならぬ!という直感の元、急いで赤ちゃんの時に使っていた大きめのおむつ替えシートを引っ張り出し、シーツの下に隠し入れました(笑)

最初の1カ月こそ、娘にとって不安な時?は「今日は紙パンツにしようかな~」と言うこともあり、「どっちでも好きなほうでいいよ~」スタンスでしたが、徐々に自信がついたのか、2歳4カ月になるころには常時お姉さんパンツになりました。

 

その後もお漏らしすることもなく、想定外のスピード卒業に母は買い溜めしたおむつ4パックの行き場に悩みながらも、お互いにストレスを感じずにトイトレができたことが良かったと思っています!

 

まとめ

我が家流トイトレで大切にしていたこと、後から考えると大事だったことを、簡単にまとめてみました。

 

POINT

・おむつが外れるには、言葉と身体、そして心の成長が不可欠

・ただ子どものストレスにならない程度に習慣にしていくのは◎

・生活の一部なので、保育園や幼稚園との連携は大事

・子どもの気持ちの波に合わせる

・重要なのは、「できるようにすること」ではなく「したいと思えること」

・親は焦らない、イライラしない、どんと構える

幼児期の睡眠・食事・遊び…。どれをとっても言えることは、発達段階以上に、子どもの生まれもった性格が大きく影響しているということ。なので当たり前ですが、これがみんなにとっての正解ではありません。

こういった体験記事や情報は、「こうしなきゃ!」と捉えるのではなく、「うちの子に合ったサポートはどれだろう?」といった視点で見てもらえると嬉しいです!

 

おまけ ~我が家の補助便座~

↓購入した補助便座。1歳4カ月から使ってます。

(女の子でも前のでっぱりは必要!!)

思った以上に汚れるので、カバーが外せて洗えるのも大事です。

収納はこんな感じで、トイレのタンク横に着けています。

吸盤で付けているフックは、3Coinsで購入しました。

SNSで噂の折りたたみ補助便座も狙っていたのですが、どこの店舗も売り切れで…あえなく、ネットで購入しました。(と言っても、めっちゃ活躍しています。)

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